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長崎宏子のベビーアクアティクス

目次

ベビーアクアパラダイスとは?

1998年に、親子乳幼児水泳教室「私のベビーアクアティクス」を創設した五輪スイマーである私、長崎宏子が2004年に目標として掲げた理想郷です!

そのベースには、1995年に授かった愛娘への愛がありました。赤ちゃんは、私たちにとってかけがえのない存在。未来を変えるのは赤ちゃんです。

ストレス社会で子育てをするお母様たちは、大変です。特に仕事を持つ都会のワーキングママにとって、そのストレスを発散させる場所はないに等しいもの。
私も例外ではありませんでした。右を向いても左を向いても相談する相手はいません。しかし、私には「水」がありました。

小5で短水路日本新

小学生でオリンピック代表選手に選ばれた私にとって、その生活は水とともにありました。「子育ての救いも水に求めよう!」と思い、生後2ヶ月のわが子と公共プールに出かけたのは1995年7月のこと。

ところが、
「オムツの取れていないお子様は入れません!」の一言で締め出されてしまったのです。それまで世界中のどのプールでも大歓迎される経験しかなかった私にとって、初めての入場拒否でした。

ならばと、民間経営のスイミングスクールで行われているベビースイミング教室を尋ねました。さまざまなスクールに行き、たくさんのプログラムに触れましたが、なかなかしっくりきません。

●泣いている赤ちゃんが多い!
●笑顔の赤ちゃんが少ない!
●真剣で険しい顔のお母さんが多い!
●みんな同じ動きをしている!

私がわが子と水の中で育んでいきたいものは、まったく違うものでした。
水って気持ちいいね!楽しいでしょう!いろんな動きをしてみましょう!
これが、私の求めているものだったのです。

そんな日々の中で、ベビースイミング協議会の会長、湯本秀子さんに出会いました。最初の先生の言葉が衝撃的だったのを覚えています。
「ベビースイミングで泳ぎを覚えるだけでは、もったいないですね」

奥の深さ

それまで、「泳ぐこと」だけに注力してきた自分の枠を超えた言葉でした!
そして私は、実際に先生の指導されるレッスンに愛娘と参加したのです。

●赤ちゃんは水の中ではさまざまな動きをする!
●赤ちゃんはお水が大好き!
●母親が笑顔なら赤ちゃんも笑顔!
●赤ちゃんが笑顔なら母親はもっと笑顔!

湯本先生のレッスンでは、赤ちゃんの水中での動きを引き出すことに重きを置いていました。だから、赤ちゃんが本当に楽しそうです。楽しい赤ちゃんを見ると、私たちお母さんも楽しくなります。

0歳から始めたベビースイミングは、わが子の成長とともに育児ストレスを解消してくれました。そして、子どもはお水大好きの子どもに育ったのです。

自分の体験をより多くの赤ちゃんとママに伝えたい!

ベビーアクアティクス・ドット・コム「長崎宏子のベビーアクアティクス」は、1998年10月に東京四ツ谷で産声を上げました。

縁あって

JR東日本スポーツ系列のスイミングスクール(JEXER)四谷で、開校が決まりました。水温設定に同意してくれた最初のスポーツクラブとなりました。

私がベビースイミングの教室を開くニュースを朝日新聞が伝え、無料体験会のお知らせが載ると、スイミングスクールの電話は鳴りっぱなし。体験会は40組ずつ2回に分けて行われました。

その後、週2回のスクールが開校すると、多くのベビーちゃんとお母様がお越しくださいました。週2回が週3回になるのに、それほど時間はかかりませんでした。

そして、2年後には入会待ちの方々が500組を超えました。しかし、スイミングスクールでのクラス増設は、そのほかのプログラムの関係で叶わなかったのです。
「ただ、泳げるようになるだけでは、もったいない」
ベビースイミングを実現するためには、赤ちゃんを全面的に受け入れてくれる環境が求められてきました。

そして2004年

日本エアロビクスセンターとシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで「長崎宏子のベビーアクアティクス」が開校することになりました。

赤ちゃんへのおもてなしの心がある施設では、施設に入った瞬間からワクワクします。そして、笑顔のスタッフが出迎えてくれるはずです。

「赤ちゃんに水泳って必要あるの?キレイな環境なのか分からないし、泳がせるのが不安」と思っている方が結構いらっしゃいます。初めてのスイミングに大切な赤ちゃんを連れてこられるご両親の立場になると、プールの環境に気を遣うのは当たり前のことです。

そのとき「一流ホテルのホスピタリティ」が思い浮かんだのです。

特に舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは、お子様に優しいホテルを追求していました。私は直接ホテルを見つけ、担当者様とお会いすることに。当時、オムツの取れていないお子様の入水は難しかったのですが、赤ちゃんにとってのベビーアクアティクスの意義に慧眼されたご担当者が、心を動かしてくれました。

そして、2004年3月19日にトライアルイベントが実現。このイベントが告知されるや否やあっという間に定員の50組が埋まり、さらに枠を広げて60組でイベントを行うことになりました。
それでもまだ参加申し込みは続き、多くの方がキャンセル待ちの状態になったのです。

私と長女の水中遊泳

レッスン後に回収されたアンケートには、わが子の笑顔と活発な動きに感動された親御様から感謝の言葉をいただきました。そして、定期開催を望む声が多くあがったのです。その結果、同年5月から定期コースの開催が決定されました。

赤ちゃんをもてなす環境でのベビースイミングが、こうして実現したのです。

当初、水曜日・木曜日にレッスンを行っていました。これも今では、毎日開催となっています。

都会のオアシス

こうしてリゾートエリアの一角に、赤ちゃんとお母様・お父様のオアシスが誕生しました。
「今日は、レッスンの日よ!」と都心からこられるM様は朝からワクワク。
「ママ、プール!ひろこ先生と会うんだよ」
おしゃべりが上手になったMSちゃんも楽しそうです。
最初はどきどきだった高速ドライブも、今はすいすいと運転し早ければ30分でホテルに。
海辺の椰子のグリーンラインが楽しい気分を盛り上げます。
ホテルの駐車場からオアシスまで、ほんの少し!
フロントにつくと笑顔のお姉さん・お兄さんが「おはようございます!」とゲンキな挨拶!
清潔な更衣室でお着替えし、そしてプールへ!
バスタオルもフェイスタオルも用意されています。
「ゲンキなアトリエ」のベビーアクアティクスは、水温を赤ちゃんにベストな32度以上に保温。快適なプールでは、笑顔の先生たちが待っています。

さあ!楽しいレッスンの始まりです。

レッスンの後は、ジャグジー・舞湯であったまりましょう!

おなかがすいたら、大きなレストラン・グランカフェでお食事!

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに行けば、いつでもベビーアクアパラダイスがあります!